(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は23日、台北市内の教育部(教育省)体育署で、パリパラリンピックに出場する選手団に、団旗を授与してエールを送った。またメダルを獲得した選手に渡す報奨金の額を引き上げることを発表した。
頼総統は、スポーツが台湾を団結させ、世界の焦点にしたと強調。今年は初めてパラリンピック選手が南部・高雄市のナショナルスポーツトレーニングセンターで訓練を受けたと政府の取り組みをアピールした。
またこれまで400万台湾元(約1800万円)だった金メダリストの報奨金を600万元(約2700万円)にすると発表。銀メダリストと銅メダリストの報奨金もそれぞれ引き上げるとした。
選手に対しては、台湾を代表する鳥のヤマムスメのように軽やかかつ機敏に、タイワンツキノワグマのように勇敢に物おじせず試合に臨むよう、エールを送った。
パリパラリンピックはフランス時間28日に開幕する。