(台北中央社)台湾プロ野球(CPBL)、統一ライオンズは10日、先月行われたドラフト会議で6巡目で指名した高塩将樹投手と契約したと発表した。高塩は神奈川大を卒業後、日本の社会人野球や独立リーグ、台湾の社会人野球などでプレー経験を重ねた35歳の右腕。
球団によれば2年6カ月契約で、契約金は110万台湾元(約540万円)プラス出来高40万元(約200万円)。月給は8万5千元(約42万円)が来年まで保障される他、1軍に昇格すれば10万元(約50万円)となる。球団は高塩が1軍のリリーフ陣の一角を担い、チームに良い成績をもたらすのを期待しているとした。
CPBLのドラフトは21年末のルール改正により「台湾在住満5年かつ台湾のアマチュアチームに3年以上在籍」など一定条件を満たした外国人にも対象が広げられた。高塩はドラフトで指名を受け入団した外国人選手第1号となった。
高塩はすでに2軍に帯同して練習に参加しているという。