(桃園中央社)台湾プロ野球・楽天モンキーズの鈴木駿輔投手(元BCリーグ信濃)は11日、本拠地・楽天桃園野球場での中信ブラザーズ戦に先発登板した。6回2/3で99球を投げて3安打1失点に抑え、試合のMVPに初めて選ばれた。鈴木は5月4日に2軍に降格しており、この試合が1軍復帰戦だった。
鈴木は二回にソロ本塁打を許すもその後は安定した投球を見せ、三回から六回までは安打を打たれなかった。七回途中で降板するまでに4三振を奪った。
試合後のインタビューで鈴木は、シーズン後半に向けて、チームが優勝できるようしっかり貢献していきたいと語った。
楽天の古久保健二監督は鈴木の投球について、四球が多い傾向にあるものの変化球のコントロールが良くなったと評価。相手打線を抑えるのに役立つとして、今後も先発ローテーションに入れていくと話した。