(台北中央社)8年ぶりに台湾を訪問した俳優の上野樹里が9日、台北市内で主演映画「隣人X -疑惑の彼女-」の熊澤尚人監督や共演した台湾人俳優のファン・ペイチャ(黄姵嘉)らと報道陣の取材を受けた。台湾について「心がどんどん解かされて、すごくリラックスしていく」、「(訪台後から)体の調子もすごく良い」と語った。
上野と熊澤監督は8日、台湾に到着。台北松山空港では大勢のファンの出迎えを受けた。夜には小籠包を食べた他、台北市の饒河夜市を散策しながらライブ配信を行い、台湾のファンと交流するなどした。
上野は台湾の人について、警戒心を持たず、自然体で、人の目を気にしていないとし「これが自然だよな」、「この風景は日本では見られない」と目を潤ませながら「台湾に来て、人がいるって温かいんだなとか、一人でいても一人じゃないと感じる」と語った。
また「大事な感覚を台湾に来て思い出させてもらえた」、「当たり前のことを自分の中で欲してたんだなという感覚が、今台湾に来て満たされてきている」と心境を吐露し「(台湾に来られて)良かったです」と話した。