(台北中央社)台湾プロ野球の中信ブラザーズが10日、昨年の台湾シリーズでチームを2連覇に導いた林威助監督の更迭を発表した。後任には副ゼネラルマネジャー(GM)の彭政閔氏が就く。
林氏は2017年、中信で現役引退。18~20年に2軍の指揮を執り20年末に1軍監督に昇格した。1軍監督退任後は「海外発展顧問」として「アジア大リーグ」の推進や対日本、韓国、中国業務に携わるという。
この日は元ヤンキースの王建民2軍投手コーチが1軍コーチに昇格し、平野恵一1軍打撃兼野手統括コーチがファーム野手発展ディレクターに転任するなどコーチ陣の入れ替わりも発表された。
今季は前身の兄弟エレファンツを含めチーム史上3度目の3連覇に挑む中信ブラザーズ。10日現在、10勝15敗1分け(勝率4割)で富邦ガーディアンズと最下位に並んでいる。