(台北中央社)国家発展委員会(国発会)が立ち上げた「Startup Island TAIWAN」などが主催する「日本・台湾イノベーションサミット」が25日、東京都内で始まった。国発会は報道資料で、台湾からスタートアップ約45社が参加し、台日のイノベーション・スタートアップの協力深化や技術・人的交流の推進を図っていると説明した。
サミットの開催は4回目。東京都や日本貿易振興機構(ジェトロ)などがスペシャルパートナーとして協力している。
国発会によれば、25日は小池百合子都知事やジェトロの高島大浩理事が出席し、来賓としてあいさつした。台日協力の成果を評価するとともに、交流の深化を呼びかけたという。
台湾のスタートアップ企業を率いて参加した国発会の劉鏡清(りゅうきょうせい)主任委員(閣僚)は、台湾の産業はこれまでに数多くの「世界一」をつくり上げてきたが、再び頂点を極めるにはさらにイノベーションとスタートアップのエネルギーを注ぐ必要があると述べた。
サミットは、事業会社が自己資金でベンチャー企業を支援するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)や合併・買収(M&A)、ディープテック(先端技術)、国際的な企業協力の4点をテーマに、26日まで行われる。