(東京中央社)農業部(農業省)は29日、東京ドームで行われた巨人対ソフトバンク戦で台湾果物のPRイベントを実施した。台湾プロ野球、富邦ガーディアンズと楽天モンキーズのチアガール4人が果物宣伝大使となり、おいしさをアピールした。
この日の試合は「台湾果物ブランドデー」として開催された。試合前には来場者先着1万人にうちわを配布した他、ゲート前広場に特設ブースを設置し、農業部の胡忠一(こちゅういち)政務次長やチアガールが、おいしいパイナップルの見分け方を紹介した。
台湾はパイナップルとマンゴーのシーズンを迎えており、農業部はこの日、パイナップル40箱(約400キロ分)とマンゴー20箱(約100キロ分)を巨人側に贈呈した。
取材に応じた胡政務次長は、巨人の力を借りてより多くの日本の人々に生産履歴のある台湾果物が日本で販売されていることを知ってもらいたいと語った。
また海外向け台湾産パイナップルの大半が日本に出荷されていると説明。今年は生産量が減ったものの品質は高くなったと強調した。