半導体受託製造世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が設置を進める海外製造拠点は、米アリゾナ第1工場が2025年上半期に、熊本工場が今年第4四半期(10~12月)にそれぞれ量産を開始する予定だ。魏哲家最高経営責任者(CEO)は18日の決算発表会で、海外工場はコストが高く、インフレーションの影響もあるとし、顧客はさらに高いコストを分担することになるとの見通しを示した。その上で、長期的に53%以上の売上総利益率を維持できる見込みだとした。
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