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大阪の台湾文化発信イベント、2日間で約3万人来場 小さなガラス工芸品に行列

2025/08/11 14:22
「W春池計画」のカプセルトイを販売するブース=大阪市・中之島公園で2025年8月10日、中央社記者楊明珠撮影
「W春池計画」のカプセルトイを販売するブース=大阪市・中之島公園で2025年8月10日、中央社記者楊明珠撮影

(大阪中央社)台湾文化発信イベント「TAIWAN PLUS」が9、10日、大阪市の中之島公園で行われ、推計で延べ約3万人が来場した。文化クリエーティブ商品やグルメなど48のブースが出展し、中でもガラス工芸品のカプセルトイを販売するブースはオープンの数時間前から行列ができるほどの盛況を博した。16、17日にも同所で開催される。

ガラス工芸品は、北部・新竹市のガラス回収業者が立ち上げたブランド「W春池計画」が手がけた。ブランドの発起人、T.A.Wu(呉庭安)さんは中央社の取材に応じ、今回の出展ではガラス工芸で多様な生命力の可能性を表現したと説明。大阪・関西万博のテーマに「いのち」が含まれていることから、小さくてかわいらしいガラス作品を準備したと語った。

「TAIWAN PLUS」の会場は多くの人でごった返した=大阪・中之島公園で2025年8月10日、中央社記者楊明珠撮影
「TAIWAN PLUS」の会場は多くの人でごった返した=大阪・中之島公園で2025年8月10日、中央社記者楊明珠撮影

同ブランドで特に人気があるのは、大阪市内各所で2日から20日まで開かれている文化部(文化省)主催のイベント「We TAIWAN」のマスコット「a-We」(アウィー)のガラス作品だという。呉さんは、大阪の人々はかわいらしいアウィーのデザインを見てコレクションしたくなることだろうと話した。

ぬいぐるみやピンバッジなどのアウィーグッズを扱うブースにも100メートルを超える列ができた。10日に行列の先頭に並んでいた大阪在住の女性は、前日にも来たものの売り切れで手に入らなかったため、この日は早くから訪れたと明かした。

イベントは非政府組織(NGO)中華文化総会が主催。これまで東京や京都で5回行われ、今回は万博に合わせて開催中の「We TAIWAN」の一環として初めて大阪に上陸した。16、17日には64のブースが出展し、台日のDJによる音楽ステージも行われる予定。各日とも午後3時から9時まで。

(戴雅真、楊明珠/編集:田中宏樹)

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