(彰化中央社)日本の全国高校鉄道模型コンテスト全国大会で受賞した、台日の中高生が制作した模型が今月、台湾各地で展示された。東京都の白梅学園清修中高一貫部からは、台湾に行きたい気持ちを抱いていた生徒が新型コロナウイルス流行時に作ったという、北部・新北市の著名な観光地、九份や十分の風景を再現した作品が出品された。
展示は今月7~8日に台湾鉄路(台鉄)台北駅であった他、中部・彰化県立竹塘中学校や同県にある鉄道ファンの聖地「福井食堂」でも行われた。2019年から24年にかけて大会に参加した白梅学園清修中高や竹塘中、台中市立台中第一高校、彰化県立彰安中学校、東京都立片倉高校の生徒が作成した作品が一堂に会した。
大会の台湾側の連絡人を務める竹塘中の黄仲平校長は中央社の取材に応じ、大会主催者が来年、台湾でのコンテスト開催を予定しており、PRとして展示が行われたと説明。展示を通じてより多くの人に鉄道模型に関心を持ってもらいたいとした上で、来年の大会が順調に行われ、参加する生徒が広がればと期待を寄せた。