(ロンドン中央社)英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が9日に発表した2025年版の世界大学ランキングで、台湾の最高学府、台湾大学は172位となり、前回の152位から大きく順位を落とした。
今回は115カ国・地域から2092校がランクインした。台湾からは前回比2校増の47校がランクインしたが、前回より順位を上げたのはわずか2校だった。台湾で500位以内にランクインしたのは台湾大を筆頭に、中国医薬大、亜洲大、台湾科技大、清華大、陽明交通大、台北医学大など。
THEの関係者は中央社の取材に、台湾の学校は世界の平均と比べ、産業の指標で突出しているとしながらも、研究の質や教育、国際性などの指標で強化が必要だと述べた。
世界1位は英オックスフォード大で、9年連続でトップに輝いた。