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台北市の芸術村でライトフェス 日本人芸術家ら、SFや宗教観を光で表現/台湾

2024/03/26 17:32
自身の作品を説明するすずえりさん=3月23日、台北市で中村充孝撮影
自身の作品を説明するすずえりさん=3月23日、台北市で中村充孝撮影

(台北中央社)台北市の文化施設、宝蔵巌国際芸術村で23日、「宝蔵巌ライトフェスティバル」が開幕した。「ナイトドリーム」(夜夢)をテーマに、日本人芸術家らが光を用いた作品で、独自の世界観を表現している。

台北市政府文化局が主催。国内外から10組の芸術家を招待した。会場内には、ハスをイメージした鏡面テーブルや宇宙人との会話を擬似体験できる小部屋、台湾各地の廟にある「地獄」をスクリーンに映し出した作品などが展示されている。

日本の芸術家、すずえり(鈴木英倫子)さんは「トレジャーストーリーズ」と題した2点を出展。一つは芸術村に残されていた物を集めてライトアップしたもの。もう一つは電球とスピーカーを使った装置で、受光器に電球を近づけると、スピーカーから音声が聞こえてくる。音声は芸術村で録音したといい、すずえりさんは「この場所の歴史や雰囲気を感じることができる」とアピールした。

ライトフェスは5月5日まで。午前11時〜午後10時、月曜休み。

(中村充孝)

宇宙人との会話を擬似体験できる小部屋=3月23日、台北市で中村充孝撮影
宇宙人との会話を擬似体験できる小部屋=3月23日、台北市で中村充孝撮影
ハスをイメージした鏡面テーブル=3月23日、台北市で中村充孝撮影
ハスをイメージした鏡面テーブル=3月23日、台北市で中村充孝撮影
台湾各地の廟にある「地獄」をスクリーンに映し出した作品=3月23日、台北市で中村充孝撮影
台湾各地の廟にある「地獄」をスクリーンに映し出した作品=3月23日、台北市で中村充孝撮影
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