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国立歴史博物館、改修工事完了 21日に再開館 5年半ぶり/台湾

2024/02/08 11:38
改修工事を終えた国立歴史博物館の看板除幕式に臨む史哲文化部長(右から3人目)、王長華館長(左から3人目)ら
改修工事を終えた国立歴史博物館の看板除幕式に臨む史哲文化部長(右から3人目)、王長華館長(左から3人目)ら

(台北中央社)5年半にわたり休館していた国立歴史博物館(台北市)は改修工事を終え、21日に公開を再開する。同館で7日、看板除幕式が行われ、史哲(してつ)文化部長(文化相)や王長華(おうちょうか)館長らが発表した。再開館後は、5階の空間が初めて全面的に公開される。

同館は1949年の中華民国政府の台湾移転後に設置された最初の公共博物館として55年に開館。設備の老朽化や空間の不足を背景に、2018年7月から休館し、19年4月から改修工事が進められていた。建物の大規模改修は開館以来初めてで、常設展もリニューアルされた。

今回の改修により、特別展の展示空間が約2割(約262坪)増えた。5階はこれまで所蔵品の倉庫としていたが、リニューアルによってフロア全体が展示空間として利用される。

王館長は、同館は台湾社会や文化の発展の道のりを記録してきたとし、建物の改修や特別展、常設展で展示される選りすぐりの文物を通じ、同館の華麗な転身を見てほしいと来館を呼びかけた。

(王宝児/編集:名切千絵)

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