台湾初の「地下美術館」、地上は公園に 台北市立美術館を拡張へ

2022/05/24 19:02
台湾初の「地下美術館」、地上は公園に 台北市立美術館を拡張へ=完成イメージは劉培森建築師事務所、同館提供
台湾初の「地下美術館」、地上は公園に 台北市立美術館を拡張へ=完成イメージは劉培森建築師事務所、同館提供

(台北中央社)台北市立美術館は23日、拡張事業の建設案について発表した。地上を公園とし、その地下に美術館を建設する計画で、台湾初の「地下美術館」になるという。

同館は、拡張事業の建設案や事業者などを20日に選定したと報道資料で発表。美術館と公園を一体化させた設計で、地上の公園は屋外の展示スペースを兼ね、エレベーターで地下の美術館に下りて室内の展示を楽しめる。

プロジェクトの指揮を執るのは、建築家の劉培森氏。妹島(せじま)和世さんと西沢立衛(りゅうえ)さんによる建築ユニット「SANAA(サナア)」が手掛ける緑と共存する文化施設「台中緑美図」(中部・台中市)の建設にも携わっている。

拡張部分は同館のそばに広がる「台北国際花の博覧会」(台北花博、2011年閉幕)跡地の一部を活用する。施工面積は6万2542平方メートル、延べ床面積は4万4576平方メートル。建設費用は52億台湾元(約220億円)余りで、2027年の完成を見込む。

1983年に設立され、来年で40周年を迎える同館。スペースの不足を補うとともに、新たな芸術のニーズにも対応できる空間にすることで美術館としての機能向上を図りたいとしている。

(王宝児/編集:楊千慧)

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