(台中中央社)海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)の台中海巡隊は25日、中国船の無許可進入を禁じている台湾本島西側の「制限水域」に中国の漁船が進入しているのを相次いで確認し、同隊の巡視船艇が警告によって中国漁船計4隻を制限水域外に退去させた。同隊が26日、発表した。
中国漁船は午前と午後に2隻ずつ確認された。1回目は25日午前3時過ぎ、漁業従事者から通報を受けた同隊が巡視船艇を派遣。午前6時ごろに北部・新竹市香山から40カイリ(約74キロ)の海域で発見した。2回目は同日午後1時ごろ、中部・台中市松柏港から30カイリ(約56キロ)の海域で、巡視船艇が午前とは異なる中国漁船2隻を発見した。4隻はいずれも操業はしていなかった。
同隊は、台湾中部の海域で時折中国漁船が越境操業する機会をうかがっていると説明。海域の資源保護のため、海巡署の艦隊分署や中部分署が合同での一掃行動を不定期で実施しているのに加え、艦艇や沿岸に設置したレーダーで海上の目標を監視し、台湾の海域の秩序を守っているとした上で、今後も防備や法執行能力を強化し続けるとした。