戦闘機「F16」の改修進む 蔡総統「台米関係の固い約束の表れ」

2021/11/18 16:49
F16Vの操縦席でポーズを決める蔡総統
F16Vの操縦席でポーズを決める蔡総統

(嘉義中央社)主力戦闘機「F16A/B」を改修して性能を高めた「F16V」(ブロック20)の作戦部隊が18日、台湾で初めて発足した。南部・嘉義県の空軍嘉義基地で行われた式典に出席した蔡英文(さいえいぶん)総統はあいさつで、V型への改修が台米共同で行われたことに触れ、今回の台米の軍需産業協力は、双方の友好のさらなる進展だけでなく、パートナー関係の固い約束を表していると語った。

戦闘機部隊を視察する蔡総統
戦闘機部隊を視察する蔡総統

改修には1100億台湾元(約4520億円)が投じられ、航空機メーカー、漢翔航空工業(台中市)と米防衛大手ロッキード・マーチンが共同で手掛けた。2023年までに全141機の作業完了を予定している。式典には米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のサンドラ・オウドカーク台北事務所所長(大使に相当)や邱国正(きゅうこくせい)国防部長(国防相)らも出席した。

実戦配備されたF16V(ブロック20)
実戦配備されたF16V(ブロック20)
式典に臨む蔡総統(左)と米国在台協会のオウドカーク台北事務所所長
式典に臨む蔡総統(左)と米国在台協会のオウドカーク台北事務所所長

蔡氏は、防衛装備品の国産化は重要な政策だと強調。台湾が自主開発した新型高等練習機「勇鷹」の初飛行成功やF16の整備拠点設置などに触れ、いずれも航空宇宙技術の絶え間ない向上を示していると言及した上で、国際社会から認められている証拠でもあると語った。

蔡氏は将来、改修や調達したF16Vの引き渡しが進めば、国防力はさらに強固なものになると自信をのぞかせた。

(游凱翔/編集:齊藤啓介)

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