北部・基隆市政府が、騎楼と呼ばれる建物の1階の一部を利用した通路の改修を進めている。17日から15日間は、愛四路の仁二路から仁三路までの区間で工事が行われる予定で、愛四路の屋台を管理する委員会は13日、工事期間中は同区間に面した屋台が休業すると明らかにした。
愛四路にある商店は仁三路の商店と共に観光スポット「廟口夜市」を形成している。市政府工務処の関係者によると、通路を平たんにするという。昨年12月には仁三路でも同様の改修が行われていた。
また清明節などに伴う4月3日から6日までの連休後には、愛四路の仁二路から仁一路の区間でも工事が行われる見通し。
基隆に暮らす目が不自由な男性は、段差で転んだり、スクーターにぶつかったりしたことがあったと語り、通路の改修で便利になると語った。
休業する屋台の関係者は、高齢者が転んで救急車を呼ぶケースが何度もあったと語り、休業期間中は海外旅行を楽しむと語った。