教育部(教育省)は2日、同部が進める「図書館読書推進教師増員計画」に関連して、各地の学校で行われているユニークな読書教育を紹介した。南部・屏東県の南州中学校では、戦争や難民といった社会問題に関する書籍の読書と、戦時下の避難の疑似体験を併せて行うことで、これらの社会問題について生徒に思考を促す活動が行われたという。
同部は、ベテランの教師を招いてさまざまな読書教育について経験を共有してもらう座談会を、今年は24回にわたって実施したと説明。これらの取り組みを通じて、各校が創造的な教育活動を展開し、読書習慣を醸成するよう促したいとしている。