南部・台南市政府消防局は7日の市政会議で、消火ロボットを今年7台増備すると明らかにした。倒壊した火災現場内部での放水、鉄骨やトタン構造の建物火災で温度を下げるための水噴霧、危険物のある現場での泡消火、火災初期の建物内での排煙など、ロボットの活用範囲は広いとし、消防隊員の安全確保ができると強調している。
同局は昨年、消火ロボットを初めて導入した。増備するロボットのうち、3台は市の予算、4台は内政部(内務省)消防署(消防庁)の経費で購入するとしている。
(楊思瑞/編集:齊藤啓介)