(台北中央社)大陸からの寒気団の影響で23日の台湾は各地で冷え込み、中部・苗栗県三湾郷では未明にこの日の平地での最低気温となる7.3度を観測した。中央気象署(気象庁)によれば、24日には寒気団が弱まって気温はやや回復するものの、26日以降は北部や北東部で再び低下する見込み。
気象署の10日間予報(23日~来年1月1日)によれば、24日の台湾本島の最低気温は16度前後、最高気温は21度前後。日中は桃園以北や北東部、東部で局地的に一時雨が降り、新竹以南や南東部でも一時雨がぱらつく。25日は各地の最高気温がさらに上昇。東台湾で一時雨がぱらつくが、その他の地域は晴れる。
26日には北東の季節風が強まり、北部や北東部で気温がやや低下する。27~29日は北部や北東部でさらに冷え込み、その他の地域も朝晩は冷える。北部では12度まで気温が下がる。南部は最低気温が14度、最高気温が25度と気温差が大きくなる。26~29日は桃園以北や東台湾で局地的に一時雨が降るが、その他の地域は晴れる。
30日から来月1日にかけては気温がやや回復。東台湾で局地的に一時雨が降るが、その他の地域は晴れる。
(編集:田中宏樹)