(台北中央社)今年1~8月に台湾を訪問した外国人旅行者数は、約500万人だったことが交通部(交通省)観光署(観光庁)の統計で分かった。同部では年間訪台客1千万人を目標にしており、陳世凱(ちんせいがい)交通部長(交通相)は、引き続き努力すると語った。
陳部長は報道陣の取材に対し、自転車ロードレース「ツール・ド・台湾」の開催の他、俳優の妻夫木聡さんや韓国の人気グループSUPER JUNIORのキュヒョンさんの観光イメージキャラクター就任などに触れ、日本や韓国をはじめとするアジアからの旅行者を引き付けたいとした。
また4月に東部海域で起きた地震や7月の台風3号による影響で落ち込む花蓮観光については、回復の傾向がみられるとしながらも、状況はあまり良くないと指摘。午後に花蓮の観光業者と行う座談会で追加の振興措置や対応を打ち出すとし、さらなる支援をしたいと述べた。