(台北中央社)台北、台中、台南、高雄の4都市を対象にした飲食店の格付け本「台湾ミシュランガイド」2024年版の星獲得店が27日、発表された。最高評価の三つ星を獲得したのは昨年と同じ3軒で、計49軒が星を獲得した。
三つ星に輝いたのは、台北市の高級ホテル「パレ・デ・シン」(君品酒店)内にある中華料理店「頤宮」や台中市のシンガポール料理店「JL Studio」、西洋料理の技法を取り入れた台北市の台湾料理店「態芮」。頤宮は7年連続で三つ星を獲得した。
二つ星に選ばれたのは5軒。顔触れは昨年の6軒のうち、営業を終了した高雄市のフランス料理店「Liberte」を除いて同じだった。
一つ星は41軒で、うち新たに選ばれたのは10軒。台中市のアイスクリーム店「MINIMAL」は台湾のミシュランガイドで初めて、手ごろな価格で良質な食事ができる店とされる「ビブグルマン」から格上げされた。アイスクリーム店が星を獲得するのは世界のミシュランガイドの中でも初めて。