(台北中央社)旅行予約サイト「Klook」が実施した日本人に人気の海外旅行先に関する調査で、台湾が2位になった。日本から飛行機で約3時間と近い上に治安が良く、鉄道の便利さなどが好まれたとしている。
調査は7月に実施。約4千人から回答を得た。1位は韓国で、3位はタイ、4位はベトナムだった。
Klookは15日、報道資料を発表し、宿泊費5千台湾元(約2万3千円)分を抽選で補助する交通部観光署(観光庁)とのキャンペーンが訪台旅行者を引き付ける要因になっていると分析。同キャンペーンを利用した宿泊施設の予約は3月から5カ月足らずで1万件を超えたとし、アクティビティーの費用や交通費などを含めると、2~2.5倍の経済効果があったとしている。
同キャンペーンを利用した予約は日本や韓国からが大半を占めているとしながらも、東南アジア市場では6月中旬にキャンペーンが開始されたばかりで、今後はさらなる成長が望めるとした。
また外国人旅行者が予約した宿泊施設は台北と南部・高雄が多く、中部・台中や南部・台南も人気があるという。