(東京中央社)台北市政府観光伝播局が6日に東京都内で開いた観光キャンペーン「台北!ワクワク」のPR記者会見に、同市の観光イベントアンバサダーに就任した俳優の清原果耶が登場した。清原は思い出に残っている台湾の食べ物を尋ねられると、「蛋餅(台湾風クレープ)がすごく好き」と語り、中でもコーンとチーズが入ったものがお気に入りだと明かした。
清原は今年公開された日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」でヒロインを演じ、撮影で台湾に滞在した。撮影中にはスタッフに連れられて夜市に行き、臭豆腐を食べたり射撃で遊んだりしたと振り返った。
今回、台北市のPR動画を撮影するために再度台北を訪れた清原。台北のお薦め観光スポットについて聞かれると、超高層ビル「台北101」を挙げ、家族や友達と楽しめる場所だと紹介した。客の体調や要望に合わせて薬草を調合して茶を入れてくれる店を訪れたのも楽しかったと話した。
記者会見には観光伝播局の王秋冬局長も出席。今年第1四半期の訪台外国人数では日本人が最も多く、台北市は日本人観光客が台湾に来て訪れる主要な都市だとし、日本人旅行者にとても感謝していると述べた。同市には優れた観光資源や便利な交通機関、多様な文化や豊富なグルメ、おしゃれなエリア、伝統的な街並みがそろっているとアピールした。
またキャンペーンの一環として日本の観光予約サイト「アソビュー」と協力し、9月2日から12月31日までの期間、同サイト上で台北市内の観光スポットの入場券やホテル宿泊などを特別価格で販売すると紹介した。