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高雄LRT 最後の延伸区間、来月1日プレ開業 環状線が完成へ/台湾

2023/12/27 17:37
高雄ライトレールの車両(高雄市捷運工程局提供)
高雄ライトレールの車両(高雄市捷運工程局提供)

(高雄中央社)南部・高雄市内のメトロ建設を担う高雄市政府捷運工程局は27日、高雄ライトレール(LRT、軽軌)の最後の延伸部分として建設していた愛河之心―凱旋公園間が来月1日にプレ開業すると発表した。すでに開業済みの区間と合わせて環状線が形成されることになる。市民の利用を促すため、2月25日までは交通系ICカードを使えば全線無料で乗車可能とする方針。

同線は2015年10月に第1期区間の一部(籬仔内-凱旋中華間2.2キロ)がプレ開業し、その後順次延伸を繰り返してきた。同局によると、25日までに延伸区間の審査と改善作業を終え、営業許可申請を交通部(交通省)に提出。26日には営業に同意する返答があったという。

高雄市の林欽栄(りんきんえい)副市長は、延伸区間のプレ開業後、高雄LRTは全線38駅、総延長22.1キロの路線になると説明。沿線には商業施設や学校、病院などがある他、愛河之心駅では高雄メトロ(MRT)レッドライン凹子底駅、科工館駅では台湾鉄路管理局(台鉄)科工館駅と乗り換えができ、高雄の公共輸送ネットワークをつなぐ重要な区間になるとアピールした。

(蔡孟妤/編集:齊藤啓介)

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高雄ライトレールの路線図(高雄市捷運工程局HPから)
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