(台北中央社)中央気象署(気象庁)は21日、19県市に対し「低温特報」を発表した。寒波の影響で20日の夜から各地で冷え込んでいる。寒さは23日の朝まで続く見込み。
22日までの期間を対象に各地に出されている低温特報は次の通り。橙色信号(非常に寒い)=北部・新北市、桃園市、新竹県(平地の気温が6度以下になる可能性)、北部・基隆市、台北市、北東部・宜蘭県、東部・花蓮県、離島・金門県(10度前後が続く、または10度以下になる可能性)、離島・連江県(6度前後が続く、または6度以下になる可能性)▽黄色信号(寒い:10度以下になる可能性)=北部・新竹市、中部・苗栗県、台中市、彰化県、南投県、雲林県、南部・嘉義市、嘉義県、台南市、東部・台東県。
また、台北市消防局によると19日から21日午前8時までに19人が心肺停止の状態で搬送され、死亡した。多くが80代以上だという。同局は寒さに起因するものかは分からないとしながらも、高齢者や心血管疾患を持つ人などは急激な気温変化に注意が必要と呼びかけている。