アプリで読む
ダウンロード

日本の対台湾窓口機関会長、台南市長と面会 台日の助け合いの関係は「得難い」

2023/12/11 12:58
南部・台南市を訪れ、黄偉哲(こういてつ)台南市長(右)と面会した日本台湾交流協会の大橋光夫会長=台南市政府提供
南部・台南市を訪れ、黄偉哲(こういてつ)台南市長(右)と面会した日本台湾交流協会の大橋光夫会長=台南市政府提供

(台南中央社)日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の大橋光夫会長が10日、南部・台南市を訪問し、黄偉哲(こういてつ)台南市長と面会した。大橋氏は、多くの国同士で争いや戦争が起こっている中、日本と台湾の友好的で助け合う関係は非常に得難く、これを光栄に感じていると語った。

台南市政府が報道資料で発表した。市によれば、大橋氏はこの日台湾に到着し、最初の訪問先として台南を訪れたという。

黄市長は、台南と日本の関係は密接だとし、日本統治時代に土木技師の八田與一が建設した烏山頭ダムや台湾で水道建設に尽力した技師の浜野弥四郎を記念した水道博物館が市内にあることに言及。市の職員らが今年、日本を複数回訪れ、友好都市などと交流した他、日本の国会議員や各自治体の首長、議員らが台南に来訪したことに触れ、台日間の友情を感じたと話した。

市は、市内にある台湾最古の城、安平古堡(ゼーランディア城)建設から来年で400年を迎えるのに合わせ、来年を「台南400」と位置づけ、一連の事業を行う。黄市長は、台南400の事業として来年、台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)や国際ラン展などが市内で開かれることを紹介し、大橋氏に来年の再訪を呼びかけた。

大橋氏は黄市長との面会前、台南市美術館に足を運び、歌手で版画家のジュディ・オングさんの個展を鑑賞したという。

(楊思瑞/編集:名切千絵)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
172.30.142.95