中国大陸からの寒気団が南下した影響で台湾は北部を中心に寒さが顕著になった。コンビニ各社は単身世帯や核家族を対象にした「火鍋」関連の商品を打ち出し、売り上げ増を狙っている。
セブン-イレブン(統一超商)は、電子レンジで調理する火鍋商品を今年初めて販売。1500店以上で生鮮食料品を含む火鍋の専門コーナーを設置して消費者にアピールする。オンラインストアなどを含めて売り上げ1~2割増を見込む。
ファミリーマート(全家便利商店)は店舗やオンラインストアなどを含めて50種類を超える種類の「鍋の素」や100種類以上の野菜や肉製品などを販売。消費者のニーズを満たすとしている。
OKマート(OK超商)は、一部店舗で農会(農協)直送の農産品を取り扱う他、外食大手の王品グループの商品を全国で販売。たれにビジネスチャンスを見出し、売り上げ3割増を目指すとしている。