(桃園空港中央社)台湾の航空会社、エバー(長栄)航空は4日、機体にサンリオの人気キャラクター、ハローキティなどをデザインした新たな特別塗装機「ピンキージェット」(粉萌機)を、台北(桃園)―仙台線に就航させた。
現在エバー航空は、5機の特別塗装機を運航。26日には台北(桃園)―パリ線に別の特別塗装機「ロリージェット」(糖果機)を投入する予定だ。エアバスA321型機を使ったピンキージェットの機内では、サンリオのキャラクターをあしらったフォークやスプーン、コースター、ウエットティッシュ、スリッパなどを提供する。
この日仙台行きの初便に搭乗した陳さんは、ハローキティのファンだと話し、特別塗装機就航のニュースを聞いて友人と休暇を取得してチケットを購入。ピンクを基調にした機体は「乙女心を十分に満たす」と語った。
ピンキージェットの就航に合わせ、空港では消防車両による放水アーチが行われた他、客室乗務員の制服に身を包んだハローキティが乗客を見送る演出も行われた。