北部・新竹市にある北門小学校の児童と教員がこのほど、地元の青果市場、新竹農産運銷を訪れ、市場を教室に見立てた体験学習を行った。来場型の授業を通じて、食事に対する健康的な意識を育て食べ物を大切にする心や食品ロスの削減につなげるのが狙い。
同校の李敦仁校長は中央社の取材に対し、同校が同市場に近いことから、高学年の児童を対象に食育と生活教育を兼ねた校外学習を実施するよう教員に提案したと説明した。
李校長は多くの児童が給食で野菜を好まない傾向があると指摘。伝統市場に足を運び、食材の生産から流通までの過程を実際に観察することで、食への感謝や食品ロス削減といった教育の目標を目指したいと話した。
児童たちは青果売り場で見分けにくい野菜の区別にチャレンジ。ニンニクの芽とネギの違いや、甘長トウガラシと一般的なトウガラシの違いを学習。さらに水産物や精肉の売り場も訪れ、新鮮な食材の見分け方や購入時のコツを学んだ。
同校によると、当日のプログラムではガイドが「入荷量」と「需要量」の表示を用い、市場における需給関係が日々の野菜価格にどのように影響するかを分かりやすく解説。気候や生産量の変動が生活に与える影響などについても理解を深めた。

