(台北中央社)台湾高等法院(高裁)は12日、収賄などの罪で起訴された前台北市長で第2野党・民衆党前主席(党首)の柯文哲(かぶんてつ)被告について、保釈を認めた台湾台北地方法院(地裁)の決定を取り消し、審理を地裁に差し戻す決定を下した。証人尋問が終わっていないなどとして、台湾台北地方検察署(地検)が抗告していた。
柯被告は8日に保釈保証金7000万台湾元(約3億4000万円)を納付し、約8カ月ぶりに保釈されていた。
(謝幸恩/編集:名切千絵)