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頼清徳総統、台湾の次は「日本やフィリピン」 AFPインタビュー、中国の脅威に言及

フランス通信(AFP)のインタビューに答える頼清徳総統(総統府提供)
フランス通信(AFP)のインタビューに答える頼清徳総統(総統府提供)

(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は12日までに、台北市の総統府でフランス通信(AFP)のインタビューに応じた。中国が仮に台湾を併呑(へいどん)した場合、中国の拡張主義的な野心はとどまらず、次に脅威にさらされるのは日本やフィリピン、インド太平洋地域の他の国々となり、最終的には米大陸や欧州にも影響が及ぶと話した。

頼総統が海外通信社のインタビューに応じるのは、2024年の就任以来初めて。インタビューの内容は12日に報じられた他、総統府のウェブサイトでも公開された。

中国の習近平国家主席が今月、米国に対し、台湾への武器売却について慎重に対処するよう求めたと報じられている。これに関連して頼総統は、米国は今後も台湾を支持するとし、台湾を中国との協議におけるカードにする必要はないと述べた。

中国軍の幹部が失脚したことに関しては、通常とは異なる状況であるのは確かだとした上で、台湾が着実に準備を行う必要性に変わりはないとの考えを示した。

▽ 頼総統、「三つの事実」世界の人々に伝える

頼総統はまた、インタビューを通じて台湾問題に関心を持つ世界の人々に「三つの事実」を知ってもらいたいとし、1点目として、中華民国は中華人民共和国と互いに隷属しておらず、台湾は中華人民共和国には属していないことを挙げた。中華人民共和国に台湾を併呑する権力はないと述べた。

2点目として、台湾は38年も続いた戒厳令時代を経験しており、その間、人々はさまざまな犠牲や多大な苦労を経て、専制独裁から現在の民主主義の時代へと歩んできたと説明。このため、台湾の人々が国家主権を守り、民主主義と自由の体制を維持することは、共産主義中国への挑発とは見なされるべきでないと訴えた。

3点目は、仮に台湾が中国に併呑された場合、中国は拡張主義の歩みを止めずにむしろエスカレートさせることだと言及。インド太平洋地域の平和と安定に影響を及ぼし、ルールに基づく国際秩序を変えることになると語った。

(温貴香、葉素萍/編集:田中宏樹)

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