(高雄中央社)6日午後0時19分ごろ、南部・高雄市の台湾高速鉄道(高鉄)左営駅で、ホームから線路に転落した女性が進入してきた列車と接触した。女性は駆け付けた救急隊に救助されたが、その後死亡が確認された。同駅にはホームドアは設置されていなかった。
高鉄などによれば、列車の進入直前、駅員が線路に転落した女性を見つけ、ホームの列車非常停止ボタンを押したが、間に合わなかったとみられる。検察や警察などが原因を調べている。
高鉄の江耀宗董事長(会長)は今年9月、2028年には高鉄の全駅にホームドアがある状態にすると語っていた。