(台北中央社)台湾では5月に公布された歩行者交通安全施設条例に基づき、歩道の増設や整備に向けた計画の推進や、歩行者優先ゾーンの設定などが10月に始まる。交通部(交通省)は16日、道路標識の設置に関する規則の修正草案を発表し、歩行者優先ゾーンの起点と終点を示す標識デザインを公開した。
同部は新たな標識について、国連機関で合意された「道路標識及び信号に関するウィーン条約」や韓国の標識を参考にしたと説明。速度制限標識と併せて設置し、ドライバーに制限速度を順守するよう知らせるとした。
条例の施行細則草案によれば、歩行者優先ゾーンでは車両は時速20キロを超えての走行やクラクションの使用が原則禁止される。