(台北中央社)台北市立動物園は22日、毎年恒例の慰霊祭を行った。今年6月、繁殖のために横浜市の「よこはま動物園ズーラシア」から輸送中に死んだマレーバクの「ひでお」などを弔い、動物保全への貢献に感謝を示した。
慰霊祭は、この世に戻って来る先祖の霊や無縁仏をもてなす中元節(今年は8月18日)に合わせ、毎年行われている。
同園は、生と死は生命の常だとし、引き続き福祉の理念を堅持して心を込めて全ての動物を世話すると強調。野生動物の保全や研究、教育などの責任を果たすとした。
(陳昱婷/編集:齊藤啓介)