(高雄中央社)南部・高雄市で24、25両日に行われる「2024台日大港フルーツ祭」に向け、陳其邁(ちんきまい)高雄市長と日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の片山和之台北事務所代表(大使に相当)、奥正史高雄事務所長の3人が台日のフルーツを使った料理対決を繰り広げ、イベントをPRした。同市政府が4日、報道資料で紹介した。
同イベントは同協会や高雄市政府などが主催。高雄流行音楽センター海風広場を会場に、日本から空輸された果物や台湾産の旬の果物のおいしさを伝える。果物風味のドリンクやスイーツ、アイスなども登場する予定。
3人は終始笑顔で楽しそうに料理対決を進行。陳氏は「チャーハンを作るのは20年ぶり」としながらも、高雄産パイナップルを使った「えびパイナップルチャーハン」を無事完成させた。片山氏は台湾の赤肉ドラゴンフルーツと日本の温州ミカンでフルーツサンドイッチを、奥氏はリンゴに水あめを絡めた「糖葫芦」(タンフル)をそれぞれ作った。最後には3人がそれぞれの料理を試食し「おいしい」などと褒め合った。
片山氏は自身の料理について、日台双方のフルーツを取り入れることで日台友好を表現したと説明。さらに今年、日本への輸出が解禁された赤肉ドラゴンフルーツは、マンゴーやパイナップルと同じように日本人に受け入れられるだろうと語った。