(新北中央社)北部・新北市板橋区公所(役所)は13日、秋田県湯沢市から贈られた「絵灯籠」の展示を始めた。美人画が描かれた大きな絵灯籠を庁舎ロビーに設置し、台日の文化交流の成果を紹介している。区が同日、報道資料で発表した。
湯沢市では毎年8月、100基以上の絵灯籠が街に飾られる「七夕絵どうろうまつり」が開かれる。今回展示された絵灯籠は、陳奇正板橋区長が3月に同市を訪問した際に佐藤一夫湯沢市長から贈られたもの。
2月には、板橋区で開かれた元宵節(旧暦1月15日)を祝うイベントで湯沢市の絵灯籠が展示され、佐藤氏が期間中に訪台して鑑賞した。
陳氏は報道資料を通じ、相互訪問や交流を通じ、台湾と日本の間で官民問わず関わりがさらに増加し、双方向での観光も促進されればと期待を示した。
8月5~7日に同市で開催される絵どうろうまつりには、区が2月のイベントへの出品の返礼として同市に贈ったちょうちんが展示される予定。