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台湾版#MeToo/未成年との性行為動画撮影などの罪 アーロン被告、出国制限解除へ/台湾

2024/02/17 19:20
アーロン被告(手前)=中央社資料写真
アーロン被告(手前)=中央社資料写真

(台北中央社)未成年との性行為を撮影し、その動画を所持、配布したなどの罪に問われている歌手で俳優のアーロン(炎亜綸、本名・呉秉孺)被告に科せられている出国・出港の制限が、25日を最後に解除される見通しとなった。台湾士林地方法院(地裁)が解除の条件として提示した保証金150万台湾元(約720万円)の支払いにアーロン被告が17日、応じたため。

アーロン被告に8カ月間かけられている制限は25日に期限を迎える。地裁側はアーロン被告が出廷要請に応じている他、犯罪の事実も認め、台湾に固定の居住地もあるとし、刑事訴追から逃亡する傾向は見られないと判断。仮に海外逃亡をした場合の芸能生活への影響は甚大で、心理的ストレスと拘束力が生じているとした上で、23日午後3時までに保証金を支払えば、期間を延長しないことを決めた。

アーロン被告は1月にも海外から仕事の申し出があったことを理由に制限の解除を求めていたが、認められていなかった。

アーロン被告を巡っては昨年、2018年に当時16歳だった元交際相手が、アーロン被告に性行為を強要され、意向に反して親密な動画を盗撮されたと告発。その後地検に起訴された。昨年12月から裁判が非公開で行われている。

(謝幸恩/編集:齊藤啓介)

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