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台中の観光名所「レインボービレッジ」手がけた黄永阜さん死去 100歳/台湾

2024/01/24 11:53
台中市の観光名所「彩虹眷村」(レインボービレッジ)を手がけた黄永阜さん(facebook.com/rainbow.villageから)
台中市の観光名所「彩虹眷村」(レインボービレッジ)を手がけた黄永阜さん(facebook.com/rainbow.villageから)

(台中中央社)中部・台中市の観光名所「彩虹眷村」(レインボービレッジ)を手がけたことで知られる黄永阜さんが23日午後、死去した。100歳だった。

彩虹眷村は、もともとは戦後に中国大陸から台湾に移り住んだ軍人やその家族らが暮らしていた集落だった。再開発のため取り壊しが予定されていたが、住民の黄さんが2008年から建物や壁に色とりどりなイラストを描き始め、後に海外の観光客も訪れる観光名所に生まれ変わった。黄さんは「虹のおじいさん」として親しまれていた。

黄さんは昼食を食べ終えた後、突然心肺停止状態になったという。病院に搬送され処置が行われたものの、死亡が確認された。

(蘇木春、郝雪卿/編集:田中宏樹)

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