(台南中央社)衛星利用測位システム(GPS)を使い、走った軌跡で地図上にメッセージを浮かび上がらせる「GPSアート」を発信し続けている志水直樹さんが18日から台湾一周に挑戦している。24日間かけて全長約1100キロのコースを走破し、アルファベットの「O」を描き出す。
2011年の東日本大震災時に台湾から寄せられた多大な支援に感謝しようとプロジェクトを企画した志水さん。18年、東部・花蓮が地震に見舞われた際には花蓮の街を走り「花蓮加油(頑張れ)」と描いた。
今回は台湾一周の他、東京、仙台、大阪でそれぞれ「L」、「V」、「E」の文字を作り出し「LOVE」を完成させ、台日友好を表現する。
18日、北部・桃園を出発し、24日には南部・台南を走った。7日間の累計走行距離は約350キロに達したという。25日は南部・高雄を縦断する。
台南市の民間団体は24日、インスタグラムに志水さんが走る様子を投稿。25日正午までに2万6千件の「いいね」が寄せられた。