(彰化中央社)中部・彰化県渓州郷で16日、レジャークラブ「順風飛行倶楽部」の小型飛行機が墜落し、日本人男性1人と台湾人パイロット1人が死亡した事故で、同クラブは17日、フェイスブックに声明を発表した。事故原因については、捜査機関や国家運輸安全調査委員会の関連部署による調査に協力しているとし、調査報告書が出るのを待ち、改めて報告するとの意向を示した。
死亡した台湾人パイロットについては、かつてF16戦闘機の操縦経験があり、総飛行時間は2000時間近くに達し、豊富な経験があったと強調。事故を起こした機体についても、機体年齢は2年未満で、パラシュートなどの安全装置が付いていたと説明した。
事故に関しては「遺憾だ」と表明。犠牲者とその家族に対し哀悼の意を示した他、各界からの指導を真摯に受け止めて欠点の改善に努めた上で、台湾のスカイスポーツと安全のため努力するとした。