特急脱線から間もなく1年 台湾・花蓮消防が救助訓練 鉄道事故想定

2022/03/30 17:16
鉄道事故を想定した救助訓練に参加する警察=鉄路警察局提供
鉄道事故を想定した救助訓練に参加する警察=鉄路警察局提供

(花蓮中央社)死者49人、負傷者200人以上を出した台湾鉄路管理局(台鉄)の特急タロコ号脱線事故から来月2日で1年を迎えるのを前に、東部・花蓮県消防局などは29日、鉄道事故を想定した救助訓練を実施し、職員の防災意識を高め、事故への対応力を強化した。

花蓮県政府によれば、訓練はマグニチュード7.5の地震により、特急列車の1両目から3両目までがトンネル内で脱線し、少なくとも20人の重軽傷者が出たと想定。消防が救助活動やけが人の処置、警察が現場検証をそれぞれ行った他、県なども共同で乗客の誘導を実施した。

徐榛蔚(じょしんい)花蓮県長は、県内には台鉄の北廻線と台東線のトンネルが8カ所あると指摘。シナリオのない事故救助の訓練を通じて、県の各部局と防災パートナーが対応メカニズムの熟知と協力の円滑化を図ったと述べた。

県によると、今回の訓練では陸上での交通事故対応の他、航空機事故や土石流、洪水などへの対応も実施したという。

(張祈/編集:齊藤啓介)

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