同性婚の男性カップル、2人で父親に=養子縁組届受理 台湾第1号

2022/01/13 19:15
喵喵さん(左)と配偶者の圍圍さん
喵喵さん(左)と配偶者の圍圍さん

(台北中央社)婚姻関係にある男性同士のカップルが13日、台北市内の戸政事務所(戸籍業務を担当する役所)で養子縁組の手続きを行った。届け出は受理され、2人は生活を共にする女児の法律上の父親となった。

台湾では2019年、同性婚を容認する法律がアジアで初めて施行されたが、現行の法律では、一方の実子を養子とする養子縁組しか認められていない。結婚前に養子を迎えることはできるものの、結婚後に配偶者がその養子の養親になることはできない。

喵喵さんは配偶者の圍圍さん(いずれも仮名)が結婚前に養子にした女児を、もう1人の父親として養子に迎え入れるための手続きを裁判所に申し立て、今月4日までに認められた。「子どもの最善の利益」が考慮された。

同性婚カップルの双方に血縁関係のない養子縁組が台湾で初めて成立したことになる。手続きを終えた2人はメディアの取材に応じ、喵喵さんは「やっとこの時が来た」と喜んだ。圍圍さんは同性カップルの多くが養子か、結婚かのどちらかしか選べない状況に追いやられていると指摘。台湾には同性カップルの家庭が存在しているにもかかわらず、見て見ぬふりをされているとも訴えた。

養子縁組を望む同性カップルは2人の他にもおり、同性婚の理解促進を図る民間団体「彩虹平権大平台」などは法改正を求めている。

(呉欣紜/編集:楊千慧)

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