※本記事は2022年7月18日に掲載したものです。
(台北中央社)日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会は17日、安倍晋三元首相の死去を受けて同協会が台北と高雄の両事務所に設置した弔問記帳の特設会場を訪れた弔問客は同日までに計1万5000人近くに上ったと明らかにした。
弔問記帳の受け付けは11日に開始。台北会場には最終日の17日までに約1万2750人、13日まで弔問を受け付けた高雄会場には計1693人が訪れ、安倍氏に弔意を表した。
台北会場には17日、炎天下にもかかわらず、多くの家族連れが足を運んだ。安倍氏への思いを付箋に書いたり、安倍氏が生前、訪台した際に気に入っていたとされる家庭料理を紙で再現したりし、台湾支持を表明してきた安倍氏におのおのの方式で感謝を伝えた。
同協会台北事務所の泉裕泰代表(大使に相当)はフェイスブックで来場者に感謝するとともに、「明日からも共に日本と台湾の美しい未来のためにまい進していきましょう」とつづった。