アプリで読む
ダウンロード

国家安全会議副秘書長を一部入れ替え 総統府/台湾

2025/09/01 15:34
左から李問氏、趙怡翔氏=中央社資料写真
左から李問氏、趙怡翔氏=中央社資料写真

(台北中央社)総統府は1日、総統諮問機関、国家安全会議の人事異動を発表した。副秘書長の徐斯倹(じょしけん)氏と劉得金(りゅうとくきん)氏を諮詢委員に就任させ、趙怡翔(ちょういしょう)台北市議と李問(りもん)総統府報道官を副秘書長に起用する。異動は同日付。

総統府は人事異動について、国際社会や地域情勢、域外敵対勢力の浸透、グレーゾーンでの挑戦への対応を強化するためだとしている。

趙氏は米シンクタンク「戦略国際問題研究所」(CSIS)の兼任研究員や駐米代表処(大使館に相当)政治組(政治部)組長などを歴任。総統府や国家安全会議、外交部(外務省)でも勤務し、外交や国際政治の分野で豊富な実務経験を有する。37歳。

李氏は民進党国際事務部主任、連江県党部(支部)主任委員、中央党部(党本部)広報、党中国事務部副主任を歴任。国家安全会議やシンクタンク「遠景基金会」でも勤務し、安全戦略や国際コミュニケーションの分野に長年関心を向けてきた。36歳。

総統府はまた、行政院(内閣)秘書長に就任した張惇涵(ちょうじゅんかん)総統府副秘書長の後任として、鄭俊昇(ていしゅんしょう)元民進党中央党部世論調査センター主任を起用すると発表した。同日付で就任した。

(葉素萍/編集:名切千絵)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
103