北東部・宜蘭県の冬山河親水公園が、温泉を楽しめる施設に生まれ変わる予定だ。県工商旅遊処が24日、計画について2027年2月の工事完了を見込んでいると発表した。
同処によれば、1994年に開園した同公園は、近年では夏の恒例イベント「宜蘭国際童玩芸術節」の時期だけ多くの来園者でにぎわう。観光の活性化を狙う県が21年に温泉の調査を行い、その後、交通部(交通省)から県内4カ所目の温泉区としての認可を受けた。
計画では屋外プール部分を大浴場と貸し切り風呂に改造する。足湯や温泉卵を作れる設備も備えるとしている。