(台北中央社)日本の岩屋毅外相は25日、訪問先の北京で中国の王毅外相と会談し、台湾について最近の軍事情勢を含む動向を注視しているとした上で、台湾海峡の平和と安定が日本を含む国際社会にとって極めて重要だと強調した。外交部(外務省)はこれを受け同日、「評価と感謝を表明する」とのコメントを報道資料を通じて発表した。
同部は日本政府が近年、台湾と日本が自由や民主主義、人権、法の支配などの基本的な価値観を共有していると繰り返し示しており、互いは重要なパートナーで大切な友人だと言及。国際社会が台湾海峡情勢に関心を寄せることを一貫して歓迎するとし、台湾は今後も理念が近い国との協力を強化して、インド太平洋地域の平和や安定、繁栄を共同で守っていくと強調した。