(台北中央社)卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)は29日、立法院(国会)で電力比率・電気料金政策報告に出席し、現時点での電力比率の目標は2030年に「グリーンエネルギー30%、石炭20%、天然ガス50%」を達成することだと説明した。
卓氏はエネルギー転換の政策について、すでに進めている太陽光や風力といった再生可能エネルギーだけでなく、地熱などの新エネルギーも積極的に推進し、同時に天然ガスの増加と石炭の減少を進め、目標を達成させるとした。
また、過去8年間の努力により、再生可能エネルギーの発電設備容量は16年に4.73ギガワットだったのが23年末には17.96ギガワットにまで成長し、発電量も同期比で127.3億キロワット時から268.7億キロワット時に増加したと述べた。