(ワシントン中央社)米国防安全保障協力局(DSCA)は16日、国務省が台湾に対する軍事支援を決定したと発表した。支援内容は軍用機と関連設備の部品の返却や修理、再輸送などで、総額は約2億2800万米ドル(約320億円)と見積もる。
国防部(国防省)は17日、報道資料を発表し、今回の軍事支援が空軍が保有する各種機材の装備や戦備、可用性を維持するのに寄与するとし、決定に対して心からの感謝を表明した。軍事支援は連邦議会での審議を経て、1カ月以内にも正式に発効する見込みだとした。
外交部(外務省)も同日、報道資料を発表し「大いに歓迎する」とコメント。米国政府が、台湾との関係の在り方を定めた米国内法「台湾関係法」と台湾に対する「六つの保証」に基づいて、台湾の安全へのコミットをし続けているとして感謝を表明した。