(台北中央社)英国のピアニストが英ロンドンの駅に設置されたピアノの前で中華民国国旗を掲げて撮影した写真がフェイスブックで注目を集めている。外交部(外務省)の蕭光偉副報道官は6日の記者会見で、自由や民主主義を支持する世界の人々が台湾を応援するのを歓迎すると述べた。
蕭氏は、中華民国国旗は台湾の民主主義や自由、法の支配といった普遍的価値を表していると言及。その上で、台湾は今後も近い理念を持つ民主主義のパートナーと手を携えて前に進み続け、世界や地域の平和と安定、繁栄のために共に努力していくと述べた。
写真を撮影、投稿したピアニストはブレンダン・カバナさん。投稿は5日にされ、6日午後6時現在、1万人以上にシェア(共有)されている。カバナさんは先月、ロンドンのセント・パンクラス駅でピアノの演奏をライブ配信していた際、中国の五星紅旗を掲げた人々から肖像権などを理由に配信の停止を求められて口論となり、この騒動がインターネット上で物議を醸していた。